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  • [天津神社 陶板制作] 天津神社の拝殿横の壁面に、備前焼の獅子の陶板を貼るということで、陶友会有志の備前焼作家の方々が陶芸センターで2日間にわたり陶板を制作されました。 1日目は、桃蹊堂の木村憲次さんがデザインした画を陶板に写し、2日目にそのラインを掘っていくという作業となりました。 これだけ多くの備前焼作家の方々が集まって作業することは珍しいので、大変貴重な制作現場だったと思います。http://www.facebook.com/pages/p/222662734610619... [read more]
  • [研修生募集] 備前陶芸センターでは備前焼業界の振興と発展を図るため、備前焼製造技術に関する知識及び実技を習得し、将来を担う製陶技術者を育てることを目的としてH26年度下期コースの研修生を募集します。 研修期間:H26年10月~H27年3月の6ヶ月間(延長可) 研修内容:ろくろ成形の実習を中心に、特別授業として手びねり・石     膏型・陶芸についての講習等を実施します。 研修料 :月額 30,000円  ※入所金は徴収いたしません 出願方法や、選考試験の日程等の詳細は備前陶芸センターのホームページhttp://bizen-tougei.okayama.coをご覧ください。 その他... [read more]
  • [備前焼小町] 先日、今年の第28代 備前焼小町の荒木詩乃さんと、昨年より引き続き富樫安奈さんが備前焼を学ぶため陶芸センターに来所し手びねりの体験をされました。 吉本正先生と幸崎達彦先生のご指導により、富樫さんは焼魚をのせられるタタキ皿、荒木さんはマグカップを思い思いの形に作り上げていました。短い時間でしたが、粘土の感触を実感し備前焼ができる行程を学んで頂けたかと思います。 作品が出来上がれば、より備前焼の魅力が増すのではないかと思います。 備前焼小町のお二人、お疲れ様でした。今後更に備前焼の魅力をPRしていってくださいね。宜しくお願いします!http://www.facebook.co... [read more]
  • [手びねり体験] アメリカから日本へホームステイに来ているミアさんが備前陶芸センターの見学に来られました。 19歳の彼女はハーバード大学の2年生で文学の勉強をされています。ハーバード大学の教授が日本在住の備前焼作家であるジョン・T・ウェルズさんとの縁で備前をとても気に入り、生徒を日本に送りたいという思いでこのホームステイが実現したそうです。そして日本語と日本文化を学びたいミアさんが、備前の町にやってきたというわけです。 陶芸センターの近くにホームステイ先のお宅があり、週の三日間くらいは県指定重要無形文化財保持者である金重晃介先生の工房でお手伝い等をしながらそちらで7月末までの2ヶ月間滞在が... [read more]
  •   本日6月20日、備前焼陶友会副理事長で本研修センターOBでもある森泰司先生のお店兼窯元を、ゲーザ・フォン・ハプスブルク大公陛下がご訪問されました 大公陛下は6月22日に行われる就実学園創立110周年記念講演のために来日されています 大公陛下の備前ご訪問には、就実大学経営学部の林先生と三浦先生が同行され大公陛下と森先生の間の通訳をされていました   大公陛下は、森先生に備前焼の工程や歴史、文化等についてとても熱心にご質問されていました また大公陛下ご自身も美術の専門家であられ、欧州の陶芸に関する様々な知識を教えて頂きました 日本と欧米の陶芸を比べて考察される... [read more]
  • [伊勢崎 淳先生 工房見学] 最後に先生から研修生へ、これから作品を作るにあたって良いものを、人が喜んでくれるものを作らなければならない、そして自分がそれを好きであることが大切だというお言葉を頂きました。 沢山お話を頂いたなかで、そこにはいろんな意味が込められているように感じました。 備前焼が登り窯で焚かれるのが主流だったころ、先生がはじめて穴窯を築き古窯跡の陶片から情報を得て窯焚きを追求していったことや、備前焼が現在のように点在していなかった時代に毎日作陶に励まれていたころのお話など… 現代には情報が溢れており、昔に比べて考えられないくらいに簡単に方法や技などが手に入る時代となりまし... [read more]
  • [伊勢崎 淳先生 窯見学] 今日は備前焼の人間国宝 伊勢崎淳先生の窯と工房を見学させていただきました。 今週末から窯を焚かれるそうで窯詰めの最中でした。 窯の中まで入って見てもいいとのことでありがたく拝見しましたが、 古窯跡に築いた穴窯だそうでかなりの急勾配で窯内には先生の大きな作品が並べられており、大変迫力があり緊張感のある光景… 窯見学の後、工房にご案内して下さり現在制作中の作品を見せ頂き、色々なお話をお聞きしました。 先生は作品制作をする際、デッサンはせず「手」で考えながら作られるそうです。そして自然界に存在しているもの、生物・植物からインスピレーションを受け制作されるということで... [read more]
  • [電気窯焼成後] 先日研修生のみなさんが電気窯で焼成した作品です。 緋襷の色がふんわりと出ています。http://www.facebook.com/pages/p/222662734610619
  • [電気窯] 研修成果をみるため電気窯の焼成をしました。 それぞれ取り組んでいるロクロ研修の課題と、先月鈴木黄弌先生の講習で作った宝瓶を詰めました。 緋襷の模様をつけるためワラを巻きます。宝瓶は電気窯焼成で出たワラ灰を蓋に付けてくっつくのを防ぎます。 ワラの巻き加減で発色具合も違いますし、粘土は焼成すると更に収縮されるので作品の雰囲気も変わります 焼成後にいろんな改善点が見えてくるので次の制作に活かせられると思います。http://www.facebook.com/pages/p/222662734610619... [read more]
  • 矢筈口の花入 この花入は、口が矢の末端の弦を受けるくぼみ「筈(はず)」の形からそう呼ばれるそうです 余談ですが、筈が弦にはまるのは当然のことであるから当然のことを「はず」(~なはず)というようになったようです 口の落とし加減、胴の張らし具合、耳の形、ヘラ目の入れ方… 全てのバランスで花入の印象を左右する難しい作品だと思います ドンとしていて柔らかい、古備前のような花入はそう簡単には作れませんが、ロクロ技術に加えてバランス感覚も養う課題だなと感じますhttp://www.facebook.com/pages/p/222662734610619... [read more]
  • これは木村先生の庭に敷き詰められていた石 中国から来たこの石は昔ポットミルの玉に使われていたそう、触るとツルツルさらさら柔らかい感触の石でした… 細かい髪の毛の一本一本や、何とも言えない表情の細工物など、木村先生に多くの作品と昔の人の丁寧な手仕事の様を見せて頂いて大変よい勉強になったかと思います お忙しい中本当にありがとうございましたhttp://www.facebook.com/pages/p/222662734610619... [read more]