FBページMarch 09, 2015 at 05:10PM
[穴窯体験 窯焚き 7日目]
正面焚口から見ると、窯内の色もオレンジから白っぽく明るくなってきました。温度が上がってきています。
最高温度は1200℃以上を表示。作品の表面が光り焼けてきました。正面の作品の上下段の焼け具合に少々差があるのでそのあたりを調整しながら、横焚きスタートです。
備前焼作家さんそれぞれの焚き方があるのでひとつひとつ勉強になります。
前から焚くのを止めて、横にある焚口から数本細い割木を投げ入れ、焚口に割木を束にして掛けます。これを口掛けというのですが、こうすることで2・3列目の温度を上げていきます。
そして作品の焼け具合を見る為にあらかじめ焚口から取り易い位置に置いたぐい呑を引き出しました。
今回は、ひきだし黒にしました。
熱々のぐい呑を長いデレッキ(鉄の棒)で引き出してからサヤ(童仙傍土で作った入れ物)に籾殻をたくさん詰めてその中に入れます。
急冷&強還元で、黒く光るぐい呑となりました。
胡麻(松の灰が作品に降りかかったもの)の量や焼け具合を確認。
4・5列目も焚いて、午後2:00に窯焚き終了です。
モルタルで焚口を塗り塞ぎ、しばらくしてダンパーも閉めて全て完了です!
残すは窯出しのみですが、いまからどんな焼けの作品になっているのか気になってもう開けたい気分ですがグッとこらえて待ちます。しっかり冷まして3月21日(土)午後1:00~窯出しを行います。
お楽しみに。。。
参加者の方々、作家の先生方、窯焚きお疲れ様でした!
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