備前焼とは

 

製法

備前焼は良質の陶土で一点ずつ成形し、乾燥させたのち絵付けはせず釉薬も使わないでそのまま焼いた焼き締めの焼物です。
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昔ながらの穴窯、登窯で松割木を用いて1~2週間昼夜を問わず焚き続け、1200℃に達する温度の中で土と炎の融合により備前焼が生み出されています。
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作品の特徴

作品の詰め方や焼成方法により 胡麻(ごま)・棧(さん)切り(ぎり)・緋(ひ)襷(だすき)・牡丹餅(ぼたもち) 等の焼き味の景色の変化を作ります。
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作品の模様付けをコントロールするには土の持ち味、窯内の炎の流れ、灰の動きなどを知りつくす必要はいうまでもありません。作品の並べ方や燃料の乾燥度などわずかな変化が作品に大きな影響を与えるので、これら自然な力をよりよく作品に反映させるには永年の経験の積み重ねで勘を養い、技術を習得するしかありません。
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芸術としての備前焼

備前の陶土は質が良く希少であることと、無釉のため均一の作品が作れないので量産されることは少なく産業的にはそれほど大きな存在ではないかもしれません。
しかし逆にいえばそれぞれの作品に個性があるということで、土の制約を受けた備前の陶工は個性美追求に活路を求めていきました。
 
したがって独自の工夫で陶芸品の一品制作をする作家が多く育ち、現在、窯元に加え作家または作家を志している者は400人近くいると言われています。
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岡山県備前焼陶友会より