FBページSeptember 14, 2015 at 04:46PM


[小学生屋外授業]

今日は、日生西小学校の子どもたちが備前焼を学びに陶芸センターにやってきました。

土をどこから掘ってきて、どうやって作り、どんな方法で成形し焼かれるのか、を見学していきました。
土や粘土に触れ、ロクロ実演を間近に見て、最後に窯の中に入って体験して楽しんでもらえたようでしたが、みんな先生の指示をよく聞き、とてもかわいらしく元気な生徒さんたちでした。

おうちに備前焼があるという人ー?と質問すると、はーいとほとんどの生徒さんが手を挙げてくれて、備前焼のイメージを聞くと、茶色い、硬い、ザラザラしているなどの返事が返ってきました。
現在、岡山の小学4年生は備前焼の勉強をしているそうで、備前市の一部では、給食に備前焼を使用していてその食器は陶芸センターで作られています。
備前焼は子供達が運ぶには重いし落とすと割れるし、給食センターの方たちにとっても、従来の食器に比べて大変扱いづらいかと思います。

でも、たくさんの子ども達に実際に使ってもらってメリット・デメリットを認識し地元岡山の工芸品であると、子供達からも県外の人に自慢したいと思ってもらいたいです。

担任の先生も、今はインターネットで情報だけが先行し、疑似体験ばかりなので実際に見て触って子供達がそれぞれなにかを感じてほしいとおっしゃっていました。
永い年月続いてきた変わらない伝統技法、まだまだこの先の先の先の子供達にも受け継いでほしいなと思いました。
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