FBページJune 05, 2014 at 09:52AM

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矢筈口の花入

この花入は、口が矢の末端の弦を受けるくぼみ「筈(はず)」の形からそう呼ばれるそうです
余談ですが、筈が弦にはまるのは当然のことであるから当然のことを「はず」(~なはず)というようになったようです

口の落とし加減、胴の張らし具合、耳の形、ヘラ目の入れ方…
全てのバランスで花入の印象を左右する難しい作品だと思います

ドンとしていて柔らかい、古備前のような花入はそう簡単には作れませんが、ロクロ技術に加えてバランス感覚も養う課題だなと感じます
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