FBページJune 27, 2014 at 03:44PM


[手びねり体験]

アメリカから日本へホームステイに来ているミアさんが備前陶芸センターの見学に来られました。

19歳の彼女はハーバード大学の2年生で文学の勉強をされています。ハーバード大学の教授が日本在住の備前焼作家であるジョン・T・ウェルズさんとの縁で備前をとても気に入り、生徒を日本に送りたいという思いでこのホームステイが実現したそうです。そして日本語と日本文化を学びたいミアさんが、備前の町にやってきたというわけです。
陶芸センターの近くにホームステイ先のお宅があり、週の三日間くらいは県指定重要無形文化財保持者である金重晃介先生の工房でお手伝い等をしながらそちらで7月末までの2ヶ月間滞在が決まっているそうです。

今回は研修生と日本語で会話しながら手びねりを体験しました。
日本語は一つの語句がいろんな意味合いに変わるのでやはり難しいようです。
日本人である私たちにとって当たり前に使っている言葉ですが、話す相手によって敬語であったり女性や男性で使う語尾が微妙に違ったりとややこしい(ややこしいの説明もしました)

それから日本語は擬音語が多いと言っていました。
そう言われると確かに・・・
ドロドロ サラサラ クネクネ ゴチャゴチャ …たくさんあります
ぷにゅぷにゅ と ふにゃふにゃ の違い   …言葉での説明が難しいです

バーッとまっすぐ行ってドンと突き当たってガ―っと曲がったとこをスッと入ったとこがうちじゃけー・・・
ご年配の方の岡山弁の説明…擬音語多いかもしれません

一番感心したのは前回紹介した人たち数名の名前をしっかり覚えていたことです。さすがと思いました。
こちらからの問いかけにも困ることなく会話できています、すごいです。短い間ですが日本の暮らしを楽しみ、日本文化を備前焼の魅力と共にアメリカに持って帰ってもらえたらいいなと思っています。
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